RB26DETTのタービン交換をやりましたので、その作業風景と配管の仕方を自信のメモも含め作成しました。 ご存じのように、 同エンジンには羽根にセラミックが使用されています。これは、羽根を回りやすくし、レスポンスを良くするために 選択されています。R33になっても、サイズ・部品等、RB26にはこれがベストという結果がでて、色々試された が、結局同等品が採用されている。ブーストは、0.8前後に設定されている。ノーマルですでに高加給の為それ程 ブーストを上げられない。せいぜい1.0か1.1が常用の限度である。それでも、400ps前後得られ、十分で はあるけれど。

しかし、これ以上のパワーを求めていくと、セラミックであることが災いし、耐久性も悪く、ブーストをそれ程高く 設定出来ません。最悪の場合、羽根が欠けたり、シャフトの根元から折れたりして、タービンブローならまだしも 、エンジンブローということもありえます。 そこで、耐久性の高いメタル製の物を使う訳ですが、これだと純正のセラミックよりも、レスポンスが劣る場合が多 い。そこで、S14シルビア純正等で使用されてもいる、ボールベアリングが最近?注目されています。 これは、名前のごとくベアリング部分にボールを使ったもので、これにより回転しやすくしている。 ライトチューン部類のタービンには、NISMO・N1タービン・GT2510,2530?この辺のタービン だったら、ノーマルエンジンでもそれなりに回すことが出来、なおかつ純正エキマニ・遮熱板をそのまま付けること もでき、車検も問題ないし、なおかつ低価格に押さえられる。パワー的にも、500ps前後のパワーを得ることが出来き サーキットやワイディングでも十分なパワーである。ノーマルエンジンでタービン交換するのであれば、この辺をお勧め すると言うか、定番です。以下、必要と思われるパーツを考えてみます


@タービン

     
銘柄/定価備考
NISMO
\111,000円
純正NISMOの場合、低速が犠牲になる。それを改良したものがNISMOタービン改で
最近では殆どこれを仕様する。他にも、耐久性を高め、レスポンスを良くした、RS580
や更に風量を増やした、RS581などがある。581は、ノーマルエンジンでは、ちと辛い。

N1タービン
\110,000
BCNR33のN1仕様に使われているもの。タービンサイズこそ大きくないが、メタルを
使用しEX側を広げたことにより、高加給に対応出来る。BCNR33発売当時は、多くの
ショップで使われていたが、最近ではあまり使われなくなった。第一の要因は、価格が倍
近くになったこと。第二はHKSのGTタービンの様な、純正エキマニを使用でき、高レ
スポンスのタービンが、比較的安価で手に入れることが出来るようになった為だと思われ
る。結局、22万円出してN1タービンを入れるメリットは殆どない。この価格と同サイ
ズのパワーを求めるのであれば、GT2510の方が良いと、個人的には思う。
BNR32のN1用はNISMOタービンと同型番。
GT2510/2530
\320,000〜
エンジンをノーマルと考えた場合、選択出来るのは、GT2510かGT2530。カム変
更等をする予定が無いのであれば、2510の方が、立ち上がり良く、結果的に速い。純正
タービンが20万以上する現在では、パワーアップを目的としない、O/H的なタービン交
換でも、有効である。GT2530は、600ps前後のパワーを可能とするタービンで、
ノーマルエンジンで使用し、ステップアップする予定が無いのであれば、GT2510の方
が適している。カムを変更し、きっちりセッティングすれば、同馬力を出せるタービンの中
でも、ずば抜けて良いレスポンスを得ることが出来る(..らしい)。雑誌で見ていたら、
ノーマルエンジンでは、2510の方がトルクが出ていた。パワーは、2530の方が上だ
ったが。

A550ccインジェクター

対応パワーからすると、絶対に必要。勿論6気筒なので6本必要。一般的には、NISMO製等が多く使われる。 1本2万円。他にサード製の物があり、こちらは、12,500円で購入出来るが、NISMO製と違い、ボルトオン という訳には行かない。製品を見ていないので、はっきり分からないが、デリバリーパイプとの径が違うらしい。 でも、小加工で取り付けられるらしいので、一考の価値あり。燃料ポンプはギリギリOKだけど、替えた方が 良い。

B強化アクチュエーター

ノーマルでいく人もいると思いますが、きっちりブーストをかける為にも、強化しておきましょう。 あとで交換するにも、大変ですから。メーカーに問い合わせた所、1.0以上でブーストがたれる可能性があるとのことです。値段は、HKSのもので 定価35,000円、実売30,000円前後です。

Cガスケット

同じく、ノーマルでいく人もいると思いますが、替えておきましょう。交換には、吸気(コレクター、スロットル等)、排気(タービン)系のパーツを脱着しなくてはならないため、非常に面倒です。RB26のタービン脱着は面倒なので、エンジンを降ろして作業するショップもあります(結果的に楽)。物自体は、それ程高く無いのですが、作業行程から、工賃が12万円前後することから、結果的に20万円近くの出費になる。カム交換やタービン交換を一緒に行うと、最終的に安く上げられる。タービン交換を一緒に行う場合、純正交換タイプのタービンでは、殆ど作業行程が変わらないが(アクチュエーター&パイプ類の取付けは有るが)、ショップにより数万円プラスされる事も多い。

Dコンピューター(ECU)

セッティングしましょう。基本噴射・エアフロ等も変更する必要が有ります。現車合わせで、技術の ある所なら、なお安心です。タービンが600ps対応していて、本来ならばその位のパワーが出ているはずなのに、ECUのセッティ ングが出ていない事で、500psしかでていない、ということもあり得るし、実際そういう事もあります。自身のある方は、機材をそ ろえて自分でやるのもいいでしょう。最近雑誌等で紹介されている、APEXのフルコン等も利用する価値大です。

Eエアフロ

純正のエアフロは、一つ220psまでしか測定出来ません。つまりノーマルのRB26では、440ps でMAX(5V)となってしまいます。これをどうしましょう?色々有りますが、32GT−S用をツインでいく、エアフロ取っ払い 別途制御、ECUでごまかす。以外と、ノーマルエアフロのままセッティングする所が多いようです。 最近では、マインズから600ps対応としたエアフロが4万円で発売されました。一台分8万円。勿論データがないので、VX−ROMとセットになると思う。

F他

まずプラグ、8番で十分でしょう。あと、直接は関係ないですが冷却系、クラッチ、等が考えられます。
クラッチに関しては、ツインプレートが嫌いなため、(以前の車で酷い目にあった、取付けはクラッチで有名なショップで組んだため、取付けは問題無かったと思う)無謀にも、NISMOシングルで粘ろうと思う。もともと、ゼロヨンはやらないため、高回転からクラッチをつなぐ事はない。その上、模擬レースなどでは、我慢して4000rpm位でつないでいる。純正クラッチ・ブーストアップの時、サーキット走行でも問題はなく、NISMOに交換(15,000キロ時)したときの、ノーマルクラッチは全く問題なかった。しばらく走ってみて、どうしてもだめだったら、ツインにしますが、結構いけるらしいので、重いのさえ苦にしなければOK。BNR32は異様に重くなってしまうらしいが、BCNR33の場合は、以外と軽い。

パイピングも、強化しないといけません。アルミパイピング等でなくても、バンドを強化品に替えればOKだと思います。Tボルトクランプに替えればよいでしょう。有名ショップ品は、いい値段ですが、雑誌等に出ているパーツ店だと、1000円/本、前後で購入できます。雑誌に出ているショップの広報車を見ていると、以外と交換していないショップも多いことに気づきます。


以上、私が考えた、最低限必要なパーツを集めてみました。この仕様で有れば、極端に耐久性も悪くなく、長期間走行可能だと思います。 ブーストを押さえ目にして、メンテナンスをしっかり行ってください。特にオイル管理。エンジントラブルの原因の一つでもあります。
エンジン音なども常に注意し、僅かな異変も逃してはいけません。大きなトラブルになる前に、エンジンは必ずメッセージを発しています。 結局は、ECUのセッティング・乗り方・メンテナンスです。それでは、

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