| これは、RB26DETTの過給圧制御方法です。特別な制御をしているわけでは有りませんが、GT−Rも含め 日産車の一部では、PCMバルブ(写真丸1)を使用し、ブースト圧を制御しています。順を追って、見てみまし ょう。ブーストアップする場合も、雑誌などを見て、ただ配管するよりも、構造を理解してやった方が、ミスも減り ますし、応用も効くと思います。 |
| エンジン工程は省きます。タービンコンプレッサーにより過給された空気は、インタークーラーで冷やされ、コレクターに入り(写真青丸1)、 エンジンに入ります。タービンで加給された空気がエンジンで燃焼され、燃焼したガスを利用して再び、タービンコンプレッサーによって過給、と繰り返されます。 しかし、ノーマルエンジンでは処理できるエアー限界が有ります。この限界とは、燃料の不足、またはエンジンの耐久性だったりします。 もう一つ、タービンそのものの限界もあります。ノーマルタービンでもある程度余裕は有りますが、それでもいつまでも回転を上げていけば、壊れて しまいます。この両者のバランスを考え、適度なブースト圧を設定します。純正では、安全マージンを考え、そのタービンの100%の力を引き出す 設定にしていません。その安全マージンを削り、過給圧を上げるのがブーストアップです。同時に、エンジン側では、燃料の調整をしなければなりま せん。この調整は、コンピューターの書き替えだけですむエンジンもあれば、インジェクター、燃料ポンプ等(車種により、いろいろある)をより高 容量のものへ替えなければならないエンジンもあります。エンジン側の調整をしなくても、ある程度ならば対応できる場合も有りますが、100%のパ ワーを引き出すためにも、各種調整は必要でしょう。 |

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タービンで過給された空気は、インタークーラーー>コレクターと入る。まずここで、アクチュエーターを作動させる為の、圧取り用ホースを接続(写真丸2・コレクター、ここではオレンジの配管)。このホースは、タービンのアクチュエーターに接続される(写真丸3。オレンジ線の接続部分)。ここまでが、一般的な接続の仕方です。 写真の青い配管部分が、GT−R等の日産車で見られる、加給圧制御用の配管。この配管は、アクチュエーターに掛かる圧を、コントロールする為の物。目的は、スクランブルブースト等。 この接続は、まず、オレンジ色の配管の途中、三つ又状(写真丸5・実際には、配管途中にパイプを接続)に接続。この配管は、PCMバルブに接続される(写真丸7)。 PCMバルブのもう片方の配管は(写真丸8)、タービンの吸気側に接続されている(写真丸6:ブローオフからの配管に接続されており、この配管はエアークリーナー用の配管(エアフロ後)と接続され、その後、タービンコンプレッサーの吸入側に接続される。)。 この接続により、次の動作をする。コンピューターの指令により、PCMバルブが開き、写真丸7から入った圧を、写真丸8の方へ、スルーする。そして、写真丸6のブローオフ配管を通り、タービンコンプレッサーへ逃がす。つまり、本来アクチュエーターに掛かるはずの、圧を逃がしてしまう。 よく、ブーストコントローラーを取り付けた場合は、PCMバルブのコネクタを抜いて、PCMバルブを殺さないと、安定しないというのは、このような制御をお互いにしてしまう為に起こる。 また、丸4のオリフィスを外すとブーストアップするのは、外すことにより、アクチュエーターに掛かる圧が減る為。つまり、丸6へ多く逃げてしまう為。 |
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